開封コレクション「アモンケット」

 というわけで栄えある?開封コレクション第1回は「アモンケット」です。

アモンケット(Amonkhet)
2017年4月28日発売

 前カラデシュブロックで無事カラデシュ次元の問題を解決したゲートウォッチでしたが、その事件の裏には邪悪なプレインズウォーカー、ニコル・ボーラスの影があったのでした。これ以上ボーラスを野放しに出来ないと判断したゲートウォッチのメンバー達はアジャニの静止を無視してボーラスが支配する次元アモンケットへと向かうのでした。
 そんな導入から始まるアモンケット。アモンケットの人々は次元を守護する神の庇護下で様々な試練に挑み来世での栄光をつかもうとしています。一見完成された平和な次元の裏で張り巡らされたボーラスの陰謀をゲートウォッチの面々が迫っていく、一筋縄ではいかないストーリーが展開されています。

 セットとしてはエジプトをモチーフとしたデザインが特徴です。墓地からミイラとして復活する不朽の能力。砂漠の土地タイプ。石材カウンターを用いるピラミッド風のアーティファクトと、よく知るエジプトを感じることができます。
 新たなキーワード余波を持つ分割カードやサイクリングと懐かしい?カードが復活しているのもポイントです。
 またカラデシュブロックに引き続きマスターピース「Amonkhet Invocation」が収録されています。今回は神々の力を感じる様なカードというテーマだそうで、歴代な強力な呪文、クリーチャーが再録されています。ヒエログリフ風の特殊な枠は一見の価値があります。

 それではそんな最新段を早速開封していきましょう。
まずはパッケージの外観

圧倒的金色。エジプトとボーラスからのイメージなんでしょうが・・・・まぶしい・・・。











 そして土地とトークン 今回のセットは26種類もトークンがあるので地味にお目にかかりづらいトークンもあるのですが。
フルアートの沼(アモンケットは各基本土地毎に3種類の通常版と1種類のフルアート版が存在しています。)に切り離してカウンターとして使えるトークンですね。カードを切り離すのに微妙に背徳感を感じるのは私だけでしょうか。



続いてコモン
これといって凄いものは出ていませんが。知識のカルトーシュは地味に良カードだと思います。ざっと見ているだけでも、エジプト風味を感じられるアートワークは結構気に入っています。




お次はアンコモン
ホネツツキはリミテッドでは使い勝手がよさそうですね。
驚異への入り口はソーサリーなのが残念ですが、ブロック不可をつけることができるので、edhとかでは需要がありそうですかね。
黙考の時間はリミテッドなら結構有用な除去では。追放がえらい。

そしてレア
神話レアでちゃった・・・けど君じゃない・・・・。
戦闘の祝賀者、新能力の督励を使えば追加の戦闘が行えるという、なんとも赤の神話っぽい能力を持ったクリーチャー。前回のセット霊気紛争でも赤の神話に同じような系統のクリーチャーがいたので、なんか伝統なんですかね・・・・。
とはいえ能力は強力ですし、赤の人間という部分がスタンダードの様々なカードとシナジーを形成するので、赤白人間なんかのデッキでは数枚採用されているみたいですね。クリーチャータイプ的にもスタンダードだけでなく、edhやタイニーリーダーズなんかで採用できそうなのは面白いところです。





 といったところで今回の開封は終了。流石にマスターピースは出ませんでした・・・。
アモンケットはまだストーリーが終わっておらず、今後の展開を期待して待つ状況です。
続く「破滅の時」がどのようなセットになるか楽しみにしつつ、たまにはアモンケットの開封を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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